栃木県高等学校体育連盟 機関誌51号

た。優勝まであと一歩届かなかった悔しさは ありますが、それ以上に、自分の成長を実感 できた大会でもありました。 全国の強い選手たちと競い合うことで、今の 自分に足りないものがはっきりと見えたように 思います。この経験を次につなげ、さらに高い レベルで跳べるように、技術も精神面も磨いて いきたいです。 ここまで頑張れたのは、自分を信じて支え てくれた人たちのおかげです。仲間と共に過 ごした練習の日々、先生の的確なアドバイス、 家族の応援。そのすべてが大きな力になりま した。今回の結果を胸に、これからも感謝の 気持ちを忘れず、来年は絶対に日本一になれ るよう、努力を続けていきたいと思います。 悔しさと感謝のインターハイ 作新学院高等学校 陸上競技部 渡邊 栞里 私は7月29日に行われた広島インターハ イの女子走高跳に出場しました。昨年のイ ンターハイでは予選落ちという結果で終 わってしまいとても悔しい思いをしたので、 今年こそは良い結果で終えて、支えてくだ さった人達へ恩返しをしたいという気持ち で挑みました。その結果、インターハイ2 位という結果を残すことができました。本当 にうれしい気持ちと後少しで優勝に届かな かったという悔しさの両方の気持ちが残りま した。 ここまでの道のりは決して簡単ではありま せんでした。技術的な課題にぶつかるたびに 記録が伸び悩み、自分の跳躍に自信を持てな い時期もありました。それでも、仲間や先生、 家族の支えがあったからこそ、最後まで努力 を続けることができました。本番一週間前に 突然、熱中症予防のためルール変更が行われ ました。気持ちを調整するのはかなり難し かったですが、1本目で跳べばなにも問題な いと気持ちを切り替えました。 本番当日は、緊張とワクワクが入り混じる 独特の雰囲気の中でスタートしました。予選 の段階から助走のリズム、踏み切りのタイミ ング、そしてバーを越える瞬間まで、自分の 体の動きを一つ一つ意識しながら集中して跳 びました。無事に予選を通過し決勝に進むこ とができ少し肩の荷がおりた気がしました。 決勝前のアップの段階でかなり体の動きがよ く、これはいけるぞ、と思うことができまし た。実際に決勝が始まりとても体の動きがよ く楽しく跳ぶことができました。高さが上が るたびにプレッシャーも増しましたが、これ まで積み重ねてきた練習を信じて、最後まで 集中を切らさずに挑みました。結果として自 己ベストに近い記録で2位になることができ、 これまでの努力が報われたような気がしまし -206-

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